東北大受験2020 合格体験記(1日目) 2月25日

どうも、ゾロアです。

今回は、東北大文学部前期試験の合格体験記(1日目)。

 

前回の内容については東北大受験2020 合格体験記(前日)を参照。

 

 

 

目次

 

 

結局、全く眠れないまま朝を迎えてしまいました。夜中は布団に入ったり出たりを繰り返していたのですが、おそらく一睡もしなかったのではないでしょうか。

とはいえ、朝方はもはや眠たいとも思わず、その後睡眠不足が試験に影響するということも特になかったので別に眠れなくても大丈夫かな、と思いました。AM6:00に起きる予定だったのですが、当然その時刻には目が覚め切っていましたね。まあ、寝坊するよりマシだろうと。

朝食はホテルのバイキング。そして、1日目の試験で使う受験票、財布、スマホ、国語英語の勉強道具、筆記用具を持ってホテルを出発。ちなみにホテル出発の直前に、僕の大好きな曲を聴いていました。スガシカオ「黄金の月」と、秦基博「鱗」です。どちらも凄く素敵な曲で、いつも元気をもらっています。音楽を聴いて気持ちを高めたところで、ホテルを出ました。

そして仙台駅に到着して地下鉄で川内に行くぞというときに、

「は?人多すぎじゃね?これ満員電車に乗れってこと?え??」

はい、満員電車に乗って会場に向かいました。

前日に下見に行った時はむしろ空いていたので、まさか当日こんなに混んでいるとは想定せず。特に仙台なんかは、試験当日はかなり電車が混むので、時間に余裕をもって行動しないと大変なことになるかもしれません。また、予想外の満員電車というだけでもかなりの体力を消耗するので、前もって想定しておくかできるだけ混まないルートを予定しておくように。受験生のみなさんは気を付けましょう。

 

何だかんだでちゃんと川内に到着。試験会場に入れるまでちょっと時間があったので、とにかく英語を見直していました。そして開場。試験室は40人くらいいたでしょうか。ちなみに僕は最前列の席だったので、違う意味で緊張しました。(笑)

トイレの場所も確認して、試験室に戻っては英語を勉強して、といった感じで試験開始までの時間を過ごしていました。ちなみに、試験室を出入りするときは、常に受験票を持っていなければいけないので注意しましょう。試験室に忘れて、退室しないように。

英語の試験開始20分前。試験監督の先生が「問題と解答用紙を配るので、参考書をしまってください」との指示が。いよいよ始まるぞ、と緊張してきました。ちなみに解答用紙が配られてから10分くらいは何もしないで待機していました。かなり暇でした。

なお、解答用紙に受験番号を書く欄がありますが、これは試験開始時に一気に記入するもので、配られてすぐに書くことはできなかったと思います。試験開始時に受験番号を書いても特に何も影響はなかったのですが、とりあえず試験が始まってから受験番号を書くのだということは覚えておきましょう。

 

 

英語

そして、AM10:00。いよいよ英語の試験開始。目標は7割超えでした。

3教科の中では英語が最も得意で、いつもの年であれば7割以上は安定して取れるだろうという感じだったので、今年も英語でガツンと決めてやろうと意気込んでいました。

 

いざ、問題を見る。英語の問題はこちら

第Ⅰ問の長文読解。内容説明3題(うち1題は解答欄6行)。和訳1題。単語の意味に関する選択問題4つ。

第Ⅱ問も長文読解。内容説明1題。和訳1題(恒例のめっちゃ長い英文)。文整序(4文)。空欄補充の選択問題。本文の内容に合致するものを3つ選ばせる問題。

第Ⅲ問は自由英作文。ここでも単語の意味に関する選択問題4つ。理由を3つ以上挙げろという語数指定ありの英作文2題。しかも最後に語数を書けという指示あり。

第Ⅳ問の和文英訳は、いつも通り2題。

 

問題をパッと見たときの心境。↓

「は?????分量多くね?これを100分で解けと?キツすぎやろ」

設問を見れば一目瞭然。分量がかなり増加していました。しかも第Ⅲ問の突然の傾向変化。まさかの「語数指定あり」の英作文。しかも「2題」。そのうえ、最後に語数を書けという指示があるので、語数を数えるだけでも数分時間を取られることになります。これに戸惑った受験生は相当多いはず。さらに、僕の苦手な選択問題がめちゃくちゃ多い。全部でなんと13箇所。前年が8箇所だったのに対して増加。ぶっちゃけ時間を掛けても全然わからず結局間違うということも多かったので、全般に英語の選択問題は苦手なのです。なので、問題をパッと見た瞬間にかなり焦りました。

 

とにかく記述問題を埋めようということに。最初の25分で第Ⅰ問の問1、2、4を解く(問3は時間の都合上後回し)。次の25分で第Ⅱ問の問1、2、4を解く。時間こそ掛かったものの、「あれ?意外とイケるぞ」という感想。分量が多くて無理だと思いきや、意外と記述部分は書き切れたなぁという印象です。特に内容説明は過去問でみっちり鍛えていたので割と自信がありました。第Ⅱ問問4の和訳は長いうえに文構造もわかりにくくて難しかったので時間掛かったけど、それ以外は特に難しいという印象は抱かず。

第Ⅳ問は和文英訳。やっている最中は訳しにくいところがあって難しいなと思ったものの、予定通り15分以内で2題解答しきることができましたし、終わってみれば標準的な問題だったかなと思います。何だかんだで7~8割方取れているのではないでしょうか。多分(A)は8分、(B)は7分くらい掛けて解いたかと思います。(A)の英訳は中々骨が折れましたね。

第Ⅲ問。問2を解こうとしますが、まず本文の理解がムズい。後半からほぼ何を言っているかわからず焦りしか沸いてこない。問2(a)はそれっぽいことを書いたけど、(b)は設問条件を読み間違えて、要約ではなく自分の意見を書いてしまったことが試験終了後に発覚。英作文2題という分量に焦るあまり、どういうわけか(a)は要約で、(b)は自分の意見を書くのだと、解釈を誤ってしまいました。(a)(b)ともに条件に従って本文を要約しろという問題なのに。(b)は0点の可能性が高いです。多分第Ⅲ問は、かなり点数が低いと思われます。

後回しにしていた第Ⅰ問問3の内容説明。これもそんなに難しくないなという印象で5分くらいで解答。ただし、試験終了後にちょっと日本語がおかしくなっていることに気づき、もちろん訂正もできず、ここでのミスを結構引きずってしまいました。でも、内容的には大部分が合致していたので、それなりの部分点は期待できるかなぁと。

そして、選択問題。文整序以外はまともに読むこともできず、ほとんど最後の5分で適当に解答。第Ⅱ問問5に至っては、ぶっちゃけ選択肢しか読まず勘で書きました。単語問題はもはや意味不明。後で自己採点したところ、13箇所のうち5箇所しか合っていませんでした。しかも、唯一真剣に解いた文整序で撃沈していました。まあ、でも解答速報を見るまでは全問不正解ということも想定していたので、適当に書いた割には正解できている方じゃないかと思いました。選択問題がわからない、時間足りない、というときはもう覚悟を決めて適当に埋めましょう。そういう勇気も大事です。

 

そして、AM11:40。英語終了。ここからPM1:10までは昼休みでした。

結論。2020年東北大英語は、分量がかなり増加し、それにともなって難化した。

 

 

昼休み

当時の僕の心境↓

「英語やべえwwwwwあの分量の多さは、どう考えてもおかしいでしょwwwwwこれで落ちたらどうしようwwwwwww」

もう笑いしか出てきませんでした。相当テンパっていました。

さすがに英語で半分は行ったんじゃないかとは思いましたが、元々の目標は7割です。悪くても6割です。それがせいぜい5割程度しか行かないかもしれないという現実を、どうしても受け入れきれずにいました。得意の英語が難化したうえに、想定していなかったミスもあって実力を発揮できなかった自分。そもそも、センターの得点も決して良かったわけではない自分。二次で挽回するとなると国語、数学で何としても点を稼がないといけない。とにかく次は国語。古文漢文の見直しに努めますが、どうしてもさっきの英語が頭から離れずにいました。「国語国語国語・・・」と言い聞かせても、なかなか英語が忘れられません。かなり焦っていました。

最初が得意の英語で、それが難化したというのは精神的ダメージが大きかったですね。

 

昼食には、コンビニで買ったサンドイッチとおにぎり1個。古文漢文のノートを見直して、最後の暗記。

頼む。国語だけは難化しないでくれ。

そう願って止まない心境のまま、PM1:30に国語の試験は始まりました。

 

しかしこのとき、僕はまだ知らなかった。

国語で、まさかあんな奇跡が起ころうとは。

 

 

国語

元々国語はあまり得意ではなく、マーク模試でも足を引っ張り続けていた教科。

それでも、記述対策を重ねることで何とか苦手ではない程度にすることはできたので、元々の目標は6割以上といったところでした。しかし、今回は英語のハンデを背負っています。これで国語も目標点に届かなかったら...という不安をかかえながら、最初に漢文を解き始めました。

18年、19年は易化傾向にあった漢文。もしかしたら今年は難化するかもしれない。東北大の漢文は難しい年だと、特に書き下し文は手も足も出なかったりするので、漢文がどうなるかは結構不安でした。しかし蓋を開けてみると、問㈠の読み、問㈡の口語訳、問㈢は全て何の問題もなく完答。問㈣の書き下しも絶対に完答とは言い切れないけど、それでも難しい印象はなかったという感じでした。問㈤が難しく感じたので19年よりは歯ごたえのある問題だとは思ったものの、漢文は特に難なく終了。

 

次は古文です。ここで奇跡が発生。

続古事談」という話が出たのですが、「六波羅の太政入道(平清盛)、福原の京たてて」という冒頭部分を見たとき、「ん?どこかで見たことあるぞ、この文章」と思って読み進めたら、「古京と新京のいづれかまされる」という部分を見たときに、学校の二次対策講習でやった古文と全く同じものが出題されているということに気づいたのです。

設問までは同じじゃないけど、文章は全く同じ。この大チャンスを逃すわけにはいかない。これは高得点を取らなきゃ。問㈡は特に難なくクリア。問㈢㈣は講習を思い出しながら、とにかく慎重に解いてクリア。問㈠㈤がちょっと難しいけど、数分考え抜いてそれっぽいものを書いて古文は終了。試験中はとにかく「古文は完璧!ありがとう古典の先生!」と思いながら解き進めていました。ただ後になって古文を自己採点してみたら、問㈡で痛恨のケアレスミスをしていたり、他にも何か所か至らない点があったりして完璧には解答できませんでした。でも、古文も目標点には達していたと思います。古文漢文は50分で解答しました。

 

さあ、古文漢文は順調すぎるくらいの感触。次は現代文第二問。この年は小説ではなく随筆が出ていたのですが、ぶっちゃけ試験中は小説だと思って解いていました(笑)。結論から言うと、随筆に関しては特別な対策をせず、専ら小説対策をしていたのですが、特に支障があると感じることはなく、小説の対策をしていれば随筆も大丈夫だと思いました。問㈡㈤が少々難しく感じたものの、問㈠の語句の意味は簡単でしたし、問㈢㈣も手応え的には難なくクリア。小説は年度によって全然理解できない年もありますが、今回は随筆ということもあって例年より読みやすいと感じました。随筆は35分で解答終了。

そして最後は現代文第一問、評論。正直4題の中でも、最も易しく感じました。「人間は自己中心的な動物に思えるけど、実は幼少期のうちから、大人に客観的・普遍的価値基準を教わることで、一般性や規範性を意識する公的な動物だ」という話でした。テーマ的にも得意な方だったので、なおさらスムーズに読み進めることができました。問㈠の漢字はパーフェクト。問㈢㈣㈤は、本文を素直に読解すれば問題なく解答できるぞといった感触でした。強いて言うなら問㈡がちょっと解答しにくかったけど、まあそれほど難しかったわけでもない。評論は25分で終了。

 

4題とも特に難なく解答終了し、余った10分で見直しすることに。

正直、嘘だろと思いました。こんなにスムーズに国語が解けるなんて。

過去問で解いたどの年よりも手応えを感じました。いつもの年であれば、1題くらいは難しいなと感じる大問があるのですが(19年は古文、18年は小説、17年は漢文...というように)、今回はいたってどの大問も読みやすく、比較的解きやすいと思いました。古文に関しては前に見たことがあるからというのもありますが、現代文も漢文も特に読解しづらいと感じる部分はなく、「これは7割超えいけたんじゃね?」といった感触でした。過去問ではありえないくらいの高得点です。

興奮が冷めないまま、PM15:30に国語の試験は終了。

結論。2020年の東北大国語は易化。4題とも読みやすいという印象。

 

 

1日目の試験終了後

当時の僕の心境↓

「いや、国語神すぎるwwwwwてか何あの古文wwww講習と全く同じの出るとか、こんなことってあんのかよwwwwwwwww」

さっきとは違う意味で、笑いが込み上げてきました。

英語が難化したと思いきや、国語は予想外の易化。英語で7割、国語で6割が目標だったのですが、まさかそれが逆転するとは予想だにしなかった。それだけ今回の国語には手応えを感じていましたし、いっきに「いける!」という自信を取り戻しました。とはいえ、まだ数学が残っています。油断は大敵です。ここまで来たら、数学は絶対に失敗できないぞという気持ちになり、またしても緊張が高まってきました。

 

帰りの地下鉄も混んでいました。そして、ホテルに着いた後は少し休息し、数学の勉強に勤しむことに。2日目は数学だけだから、とにかくひたすら数学を見直していました。

夕飯は前日と同じく、ホテルのレストランで。

 

卓球部のグループLINEでは、僕以外のみんなは1日で終了とのこと。

部活の仲間から、「2日目の数学頑張れ!」とエールを送っていただきました。

 

そしてPM10:30には、見直しを終えてベッドに入りました。

2日目については、こちらをご覧ください。

 

おまけに、英語と国語の問題用紙を貼っておきます。

 

f:id:CSQG:20200314221417j:plain